なぜ毛穴は開く?
ぱっくり毛穴が開いてしまう主な理由は、
乾燥・皮脂の過剰分泌。
または、肌老化によるたるみが原因です。
乾燥した大地がひび割れるように、肌も乾燥すると固くなり、毛穴がパックリと目立ちやすくなります。
皮脂の過剰分泌の原因は、
- 乾燥
- 過剰なケア
乾燥した肌は、肌表面を守るために、皮脂を分泌させます。
水分も油分も足りない、不安定な肌状態だと、過剰に皮脂が分泌され、毛穴も押し広げられてしまうのです。
必要以上に皮脂が分泌されると、肌トラブルの原因となり、
- 毛穴のざらつき
- 毛穴の黒ずみ
- 毛穴のつまり(角栓)
を引き起こします。
そして、これらが繰り返されることで、常に毛穴に汚れ(角栓など)が溜まったいる状態が続きます。
そうすると、毛穴は大きく開いた形のまま形状記憶してしまいます。
毛穴トラブルが起きているときに、
- 毛穴の剥がすパック
- 過度なスクラブ、ピーリング
など、過剰なケアをしてしまうと、よりパックリ毛穴が開いてしまうのです。
乾燥や余分な皮脂によって、パックリ開いてしまった毛穴をキュッと引き締めるには、日々のケアが大切です。
パックリ毛穴ケア 1.優しく洗う
パックリ毛穴は、一朝一夕で改善するものではありません。
毎日のケアを見直し、コツコツと積み重ねて少しずつなおしていきます。
基本的な毛穴ケアとして、重要なのは、
汚れをしっかり落とすこと。
優しく洗って、毛穴の詰まりの元や、日々の汚れを落としましょう。
クレンジング料をたっぷり手に出し、優しく、くるくるなじませましょう。
肌質にもよりますが、毛穴トラブルが起きやすい人は、オイルクレンジングorジェルクレンジングがおすすめ。
クリームタイプや乳液タイプは、より毛穴を詰まらせてしまう場合があります。
オイルクレンジングや、ジェルクレンジングをたっぷり出し、優しくなでるように、じっくり時間をかけてメイクを落としましょう。
ゴシゴシこするのは、絶対にNG!
毛穴のザラつきが気になる部分は、クレンジング料を足して、念入りにくるくる。
さらに、丁寧に乳化しながらくるくるなじませれば、スッキリしていきます。
1番大切なのは、洗顔料をしっかりと泡立てること。
たっぷりの泡で包みこむように、洗います。
弾力のある泡が毛穴一つ一つに入り、汚れを浮き落としていくイメージで洗いましょう。
洗顔でも、ゴシゴシこすらず、優しく泡をすべらせることがポイント。
1日でツルツル毛穴に!とはいかないので、根気よくいきましょう。
スクラブ入り洗顔や、強い泥洗顔などは、余計肌を乾燥させ、毛穴を目立ちやすくさせてしまいます。
たまに使うくらいがベター。
すっきりした洗い上がりが好きな人は、洗顔せっけんを使いましょう。
クレンジングや洗顔の後、角栓やザラつきが気になる場合でも、無理に取り除こうとするのは危険。
カラッカラに乾燥しきった土から、力づくで草を抜こうとすると根から取れない上、ぽっかりと穴が開いてしまうように、
潤いが足りず硬くなった肌の、角栓を引っ張ったり、ザラつきをひっかいてとろうとすると、毛穴はダメージを受けます。
雨が降って水分を含んだ土からは、草がスルっと抜けるように、
肌も水分量が十分でやわらかい状態なら、力を入れずとも、角栓やザラつきもするんととれていくのです。
焦らず、毎日優しく洗って、日々の汚れをため込まないことを意識しましょう。
クレンジングのおすすめは、shu uemura。
オイルクレンジングですが、しっかり潤いも残してくれます!
何より、毛穴のザラザラや、角栓をするんと落としてくれる優れもの。
滑らかなオイルが病みつきに。
洗顔のおすすめは、ももえりさんプロデュースブランドmocoa’sのbeauty ソープ 。洗顔せっけんにありがちなツッパリ感はゼロなのに、すっきり汚れを落としつつ、洗い上がりはもっちり肌に。
肌トーンがグッと明るなり、ハリ感も高めてくれる最強洗顔ソープです。
パックリ毛穴ケア 2.シートマスク・コットンパックでしっかり保湿
しっかり汚れを落としたら、次は保湿です。
汚れが取れて、開いた状態の毛穴を引き締めるには、しっかり水分を補給することが重要。
水分をしっかり含んだ肌の毛穴は、キュッと小さく引き締まってくれるからですね。
シートマスク、コットンパックを行い、肌に水分を行き渡らせましょう。
特に皮脂が多く分泌されやすい、顔の中心部分は念入りに。
Tゾーン、鼻周り、あご下など、毛穴が目立つ部分はたっぷりと水分を入れていきましょう。
開き毛穴に変化が見られるまで、毎晩パックするのがおすすめ。
シートマスクの選ぶポイントは、保湿力は高めでも重すぎないものを選ぶこと。
自分でコットンパックを作る場合、コットンには滴る寸前くらいまで、化粧水を含ませましょう。
もし、シートマスクや顔全体のコットンパックを毎日するのが難しいときは、毛穴が目立つ部分を狙ってコットンパックをしましょう。
鼻周りや頬など、自分の毛穴が開きやすい部分を狙って、2~3分程度パック。
自作のコットンパックは、最長でも5分程度にとどめ、長くパックしすぎないようにすると、余計な乾燥を防ぐことができます。
コットンパックのポイントは、しっかり水分量を上げてくれる化粧水を選ぶこと。
収れん化粧水やふき取り化粧水、皮脂コントロール系など、さっぱりすぎるものはここでは避けましょう。
シャバシャバした使い心地の保湿に特化した化粧水が◎
毎晩のシートマスクorコットンパックは、最低でも1ヶ月、開き毛穴レベルが高めの人は、3か月は続けましょう。
ぱっくり毛穴が改善されてきたら、パックは毎日ではなくてもOK。
毛穴が目立つ部分には、化粧水を少しずつ重ねづけしましょう。
一度に顔全体にのせるのではなく、「少量化粧水を浸透させたらまた追加で重ねる」というのを、2〜3回繰り返します。
化粧水やパックを使い、毎日しっかり肌に水分を入れ込むことで、だんだんと毛穴が小さくなっていきます。
パック後は、潤いを逃がさないよう、クリームなど「フタ」になるスキンケアも忘れずに!
毎日使いしても肌が栄養過多になりにくく、使いやすいシートマスクはクオリティーファースト。
パック後の肌のイヤなベタベタ感はないのに、肌の内側にしっかり潤いを閉じ込めてくれます。やぶれにくい、程よい厚さのシートも使いやすいポイント。
まとめ
毛穴ケアというと、どんどんアイテムを増やしたくなりがち。
でも、大切なのは「優しく落とす・肌に不足している潤いを補給する」という基本的なケア。
美容液などプラスのケアを増やすより、化粧水やシートマスクを使って、水分を補給することの方が先決。
ぱっくり毛穴の元となる、余分な皮脂を抑えたいなら、水分をしっかり入れて、潤い満タンな肌にしてあげればOK。
カサカサの大地に肥料を上げても、何にもなりませんよね。
それと同じように、肌も土台を整えてから、栄養を与えてあげないと意味がないのです。
まずは、根本的な肌を整えるために、
- やさしく汚れを落とす
- 化粧水、パックを使って、十分に水分を入れ込む
この2つを根気強く続けていくことで、だんだんと毛穴が小さく引き締まり、目立ちにくくなりますよ。
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