顔分析では、よりバランスが良い顔に導くために、最初に顔タイプを診断します。
顔タイプは、骨格・パーツの位置や向きなどの要素から判断していきます。
顔タイプを見分けるために最も重要なのが、パーツの歪み・力の偏りを見極めること。
力が入っている部分は、シワができやすかったり、赤味や吹き出物などの肌トラブルが出やすくなるのです。
その力が入っているパーツと、顔全体のバランスを見て、顔タイプをしんだんすることができます。
この記事では、顔タイプを診断するために見るべき、5つのパーツについて説明していきます。
偏って力が入りやすい!歪みの原因となる5大パーツ
顔の歪みは、体の歪みから影響を受けることも多いです。
しかし、顔のパーツの動かし方からも大きく影響を受けています。
無意識に毎日繰り返されることによって、クセになり、顔の特徴となっていくのです。
歪みや顔全体のバランスを乱す原因となる、5大パーツが
- おでこ
- 眉・眉間
- 目
- 鼻
- 口・あご
意識的に動かしやすいパーツや、そのパーツ付近にある部分は、力が偏って入りやすくなります。
どこか1つに、力がグーッと入っていくと、シワ・くすみ・歪みの原因となります。
そして、力が入っている方向にパーツ全体が少しずつ動いていくので、顔全体のバランスが変わってくるのです。
このパーツの動きから、顔タイプを診断することができます。
力が入り過ぎると老け顔に!
それぞれのパーツに、力が入り過ぎるとどうなるか見ていきましょう。
おでこは、眉や目の動きから影響を受けます。
眉引き上げたり目を見開くクセがあると、額が押し上げられ、シワがよります。
この動きを毎日繰り返すと、真顔の状態でもおでこに横シワが入った状態になってしまいます。
眉をぐっと寄せるクセがあると、眉間のシワができやすくなります。
また引き上げるクセと合わさると、つり上がった眉になったり、左右の眉がバラバラの高さになってしまうことも。
過度に目を見開いたり、細めたりすると、目周りにグッと力が入ります。
そうすると、目尻のシワや目の下のたるみ、くすみの原因になってしまいます。
鼻にシワを寄せたり、鼻をのばしたり、鼻を引っ張ったりするしていると、鼻にシワが刻まれていったり、歪む原因に。
鼻筋や鼻の穴の形のも影響していきます。
口をギュッと閉じるクセがあると、口角が下がっていき、ほうれい線がくっきりとめだちやすくなります。
また、口周りにも力が入り、あごの赤味・吹き出物の原因にも。
なぜ偏った力が入るのか?なぜそういったクセができてしまうのか?については、こちらをチェック
力が偏ったパーツから顔タイプを読み解く
パーツの力み具合や、トラブルから顔タイプを絞っていくことができます。
1つずつ、基本的な見分け方を紹介していきますね。
おでこに力が入っている顔タイプ
- 上心大人顔
上心大人顔タイプは、パーツが上に上がっています。
おでこにシワができているなど、力が入っていると、パーツが全体的に上に上がっていくため、上心大人顔タイプの顔立ちになっていきます。
眉・眉間に力が入っている顔タイプ
- 上心大人顔
上心大人顔タイプは、パーツが上に上がっています。
眉を引き上げるクセがあると、パーツが全体的に上に上がりやすいため、上心大人顔タイプの顔立ちになっていきます。
- 上方心つり顔
上方心つり顔タイプは、パーツが斜め上につり上がっています。
眉を寄せ眉間にシワをよせるクセがあると、パーツが全体的に斜め上に上つり上がりやすくなります。
それが繰り返されると、上方心つり顔タイプの顔立ちになっていきます。
目に力が入っている顔タイプ
- 内心寄り顔
内心寄り顔タイプは、パーツが中心に集まっています。
目をグッと見開くクセがあると、顔の中心に力が入り、パーツが全体的に中心に集まりやすくなります。
それが繰り返されると、内心寄り顔タイプの顔立ちになっていきます。
- 上方心つり顔
上方心つり顔タイプは、パーツが斜め上につり上がっています。
眉を寄せ眉間にシワをよせるクセがあると、パーツが全体的に斜め上に上つり上がりやすくなります。
それが繰り返されると、上方心つり顔タイプの顔立ちになっていきます。
鼻に力が入っている顔タイプ
- 内心寄り顔
内心寄り顔タイプは、パーツが中心に集まっています。
鼻にシワをよせたり、力を入れるクセがあると、顔の中心に力が入り、パーツが全体的に中心に集まりやすくなります。
それが繰り返されると、内心寄り顔タイプの顔立ちになっていきます。
口・あごに力が入っている顔タイプ
- 下心幼顔
下心幼顔タイプは、パーツが下に下がっています。
歯を食いしばったり、口に力を入れるクセがあると、パーツが全体的に下に下がりやすくなります。
それが繰り返されると、下心幼顔タイプの顔立ちになっていきます。
- 下方心たれ顔
下方心たれ顔タイプは、パーツが斜め下にたれ下がっています。
口をぐっと結んだりへの字口に力を入れるクセがあると、パーツが全体的に斜め下に下がりやすくなります。
それが繰り返されると、下方心たれ顔タイプの顔立ちになっていきます。
4つのパーツから顔タイプを読み解く
顔分析をするためには、
パーツがどんな角度だと、どの顔タイプの傾向があるのか?
パーツの位置がどんな状態だと、どの顔タイプの傾向があるのか?
顔全体で見たときに、パーツとの距離感は?
などを詳しく認識する必要があります。
慣れると感覚的にわかってくる部分も多いのですが、
パーツ1つ1つや、顔全体のバランスからしっかり読み解けるようにしておきましょう。
パーツごとの見分け方・顔タイプ別のポイントを紹介していきます。
人の顔は、大きく6タイプにわけることができます。
そして、だいたい2タイプの要素を持ち合わせています。
そのため、6タイプの掛け合わせで、12タイプに分けることができます。
顔タイプは、パーツ1つ1つから絞っていくことができます。
眉・目・鼻・口から顔タイプを読み解く
眉・目からは、角度・距離から顔タイプを読み解くことができます。
1つ目のポイント、「眉・目の角度」を見ましょう。
- 眉山・眉尻が高く、角度が急で、眉頭と眉尻の差が大きい
- 目尻がつりあがってつり目
→上方心つり顔
- 眉尻の位置が眉頭より低く、垂れ下がっている
- 目尻が下がっていてたれ目
→下方心たれ顔
眉・目の角度が、極端に上がっている、下がっているという特徴がある場合、
上方心つり顔 or 下方心たれ顔
どちらかの要素を持っているということになります。
2つ目のポイント、「眉同士・目同士の距離」を見ましょう。
- 眉と眉が近く眉間が狭い
- 目と目の距離が近く寄り目、顔の外側が余って見える
→内心寄り顔
- 眉と眉が遠く眉間が広い
- 目と目が離れていて離れ目、顔の真ん中に余白があるように見える
→外心離れ顔
眉同士・目同士の距離が、極端に寄っている、離れているという特徴がある場合、
内心寄り顔 or 外心離れ顔
どちらかの要素を持っているということになります。
鼻と口は、それぞれ端の角度を見ましょう。
- 小鼻が鼻先より上がって、すっきりした形
- 口角が上がっている
→上方心つり顔
- 小鼻が鼻先より下がっていて、つぶれたような形
- 口角が下がっている、への字口
→下方心たれ顔
小鼻・口角の角度が、極端に上がっている、下がっているという特徴がある場合、
上方心つり顔 or 下方心たれ顔
どちらかの要素を持っているということになります。
顔タイプごとの見分けるポイント
顔タイプごとに、顔全体の見るべきポイントを紹介します。
上心大人顔は、パーツが上に上がっているのが特徴。
- あごやフェイスラインが目立ちやすい
- 頬の縦幅(目の下からフェイスラインまで)が長く見える
上記2点が当てはまったら、上心大人顔と考えて良いでしょう。
下心幼顔は、パーツが下に下がっているのが特徴。
- おでこが広くあごが小さい
- 頬の縦幅(目の下からフェイスラインまで)が短い
上記2点が当てはまったら、下心幼顔と考えて良いでしょう。
内心寄り顔は、パーツが顔の中心に集まっているのが特徴。
- パーツがキュッと寄って顔周りの余白が目立ちやすい
- 寄り目・眉間が狭く、強気そうな顔立ち
上記2点が当てはまったら、内心寄り顔と考えて良いでしょう。
外心離れ顔は、パーツが外側に広がっているのが特徴。
- パーツが顔全体に広がって、中心が空いて見える
- 離れ目・眉間が広く、穏やかな顔立ち
上記2点が当てはまったら、外心離れ顔と考えて良いでしょう。
上方心つり顔は、パーツが斜め上につり上がっているのが特徴。
- 眉の角度が急、目がつり上がってつり目
- 全体的に斜め上に引っ張ったような、クールな顔立ち
上記2点が当てはまったら、上方心つり顔と考えて良いでしょう。
下方心たれ顔は、パーツが斜め下に垂れ下がっているのが特徴。
- 眉尻が低くたれ眉、目尻が下がってたれ目
- 全体的に斜め下に引っ張ったような、気弱な顔立ち
上記2点が当てはまったら、下方心たれ顔と考えて良いでしょう。
まとめ
顔分析では、
- 眉・目・鼻・口の角度や距離を見る
- 顔全体のバランスを見る
ことによって、顔タイプを絞り診断していく
・力が偏りやすいのは、おでこ・眉/眉間・目・鼻・口/あごの5パーツ
・パーツに偏って力が入ると、老け顔の原因になる
・力の偏りによって顔タイプの要素を判断できる
- 顔分析とコンプレックス - 2020年7月9日
- 顔分析メイクとは? - 2020年7月3日
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